いよいよ来年度4月入園の認可保育園の書類提出期間に突入しました。
郵送でも窓口でも、提出するときは書類に漏れがないか、志望園はこれでいいのか、ギリギリまで悩みますよね…
この記事では、少しでも受かる可能性を高くするために提出前に必ずチェックしてほしいことをまとめています。
入園のしおりを見ながら読んでくださいね!
しおりはWEBでも見られます。
r4-nyuuennnoshiori1-54.pdf (koto.lg.jp)
必ず「定員」「倍率」「ボーダー」をチェックしよう!
保育園の受かりやすさを決めるのは、ずばり「募集人員(定員)」「倍率」「ボーダー」です。
定員はしおりに「入所募集人員一覧表」がついているので、そちらをチェックしましょう。
付録で挟み込まれている白い用紙の方が最新版です。
倍率が低くても、定員が1,2人だと上のクラスにお兄ちゃんお姉ちゃんがいる子ですぐふさがってしまうので、受かる可能性は低いです。また、どの年齢の子どもを多く取るかは保育園によってかなり違うので、しっかりチェックしましょう。
0歳児の定員が多い園は1歳児の定員が少なめ、0歳児の定員が少ない園は1,2歳児定員を多めにしているということもあります。
倍率が高くても、定員が多い園を選択肢に入れておいた方が受かる可能性が上がります。
また、『0歳児クラスがない』『そもそも年齢が上のクラスでは募集していない』という園もあるので、入所募集人員一覧表で確認しましょう。
ボーダーとは?倍率との違い
倍率とボーダーはしおりには載っていませんが、区のHPで見ることができます。
申込倍率・保育園入所指数ボーダー表|江東区 (koto.lg.jp)
倍率は「駅に近い」「園庭がある」「教室が広い」など環境が優れている園が高くなる傾向があり、人気の園では8~10倍くらいになります。ただし、倍率が高くても受かりやすい場合もあるので、倍率が高いからという理由だけで候補から外すのももったいないです。
一番重要なのはボーダーです。江東区では各家庭の状況に応じてこども毎に指数を計算し、指数の高い人から保育園に入れるように調整しています。
ボーダーとは、受かった人の指数の最低ラインのこと。
例えば、江東区で0歳児クラスに申し込みをする家庭の大半は夫婦フルタイム勤務の共働き家庭なので、指数は12×2で24点。育休を延長して1歳児クラスに申し込む場合は2点加算されるので大半の家庭が26点で並びます。この中から、所得などの条件を考慮して優先順位が高い家庭から受かります。
ボーダー表に書かれている(優)は同点の中から優先順位で決めたということです。
つまり、希望園のボーダーを下回っていては、まず受かる見込みがない!
ということ。
通いやすさや園の環境、口コミなどを調べて頑張って選んだ園でもボーダーが自分の家庭の指数を上回っていないか確認しましょう。
ボーダーは倍率の高い園ほど高くて加点なしでは受からないことが多いですが、倍率が高くても定員が多い園であれば加点なしでも入れることがあります。
年によっても若干変わるので、希望園のボーダーは過去数年分(HPで公開されている分)確認しておくといいですよ。
みなさんが希望園の内定を得られるようお祈りしています!